お正月のおせち料理として、我が家はもうこれまでに10回以上「日比谷松本楼の洋風おせち」を注文しています。
「なぜそこまでリピートしているのか?」
今回は、その理由を2023日比谷松本楼のおせちの紹介と共にお伝えします!


日比谷松本楼のおせちメニュー
2023年の日比谷松本楼のフレンチおせちは以下のようなラインナップ↓
4人前で量・質ともに申し分ない内容。
一の重が全11品の前菜やスイーツ。二の重がローストビーフをはじめとしたメインディッシュという構成になっています。

一の重
今年は、例年以上に食べやすい洗練された一品料理が並んでいて大変満足しました。
他のレストランの洋風おせちだと、一風変わった食材を使った、馴染みのない料理が散見されますが、今年の松本楼のおせちは、オーソドックスな食材に食べやすい味付けがされていたので、年配の方でも全て美味しく味わうことができた内容だと思います。

特に⑥鶏肉のキッシュや⑪の鱈のブランダードなどは、洗練された上品な味わいで大変美味しかったです。
また②のイベリコ豚のパンチェッタとポルチーニ茸のテリーヌもお酒が進む美味しい味付けで良かったです。
いつもメニューに含まれていたフォアグラのムースがなくなりました。
私はフォアグラがそんなに好きではないので、代わりにのどぐろを採用して頂いたりする変化は大歓迎でした!
二の重
二の重はここ数年、固定された定番メニューとなっています。
ローストビーフを除き、電子レンジで温めていただきます。

牛タンのシチュー
柔らかく煮込まれた牛タンを甘めのシチューで頂く至極の一品。

オマール海老のテルミドール
オマール海老のグラタン。
海老がプリプリで美味しい。

ローストビーフ
これが食べたくて、松本楼のおせちを注文していると言っても過言ではありません。
特製ソースとホースラディッシュを添えて美味しくいただきました。

舌平目とホタテとズワイガニのムースのパイ包み焼き
何気にこれも毎年楽しみにしています。
舌平目とズワイガニ、そしてホタテまで入った豪華なパイ。
付属のアメリケーヌソースで美味しくいただきました。

過去のメニューとの比較
二の重は毎年ほぼ同じメニューです。
一の重は若干毎年内容が変わります。ご参考までに過去4年分の変遷をご紹介します。
2022年
サーモンムースが絶品!

2021年
豚舌のテリーヌがありました。
チキンのキッシュとサーモンムースが美味しかった。

2020年
鶏塩麴テリーヌが秀逸でした。

2019年
野菜の三色テリーヌが美味しかった。

価格
税抜30,000円。
ここ8年間くらいの値動きをチェックしていますが、25,000円→27,000円→30,000円と徐々に値上がりしています。
ただ、このクオリティーのおせちとしては、良心的なお値段であることに変わりありません。
まとめ
- 質・量ともに価格に見合ったおせち料理。
- 美味しいローストビーフを軸に添え、多種多様な一品料理の数々もそれぞれ美味しく、他店のおせちに乗り換える気がしなくなるほど満足度は高い。
- 癖が強くないので、万人受けする洋風おせち。
- 2023年版は、例年以上に食べやすい食材を美味しく調理していてワインが進む味付け。
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