サウナシュランで3年連続1位に選出された日本一のサウナがある宿
今回は、御船山楽園ホテル らかんの湯に実際に宿泊して分かった魅力について、自分の言葉で感じたままに伝えたいと思います。
全てを1つの記事で伝えるにはあまりにも内容が濃すぎるので、「サウナ編」、「食事編」、「その他館内施設」の3つに分けてお伝えすることにします!
第1弾は、御船山楽園ホテルのサウナ・お風呂について語ります。



御船山楽園ホテルのサウナ・お風呂
男湯と女湯でだいぶ造りが違うのが特徴。
日帰り入浴の場合は片方のみしか利用出来ませんが、宿泊すると翌朝は男湯と女湯が入れ替わるので、もう一方を楽しむことが出来ます♪
(下の写真は朝の男湯と女湯の配置。前日の午後とは札が入れ替わっています)

<利用時間>
■15:00(チェックイン)〜24:00
■6:00〜10:30(チェックアウト)
男湯
以下、サウナ・お風呂の写真は公式HPより転載
サウナ
男湯のドライサウナは、以下の写真のように暗闇に指す一筋の光が特徴的。
テレビもなく、薄暗いため、存分にサウナに集中出来る環境が用意されています。
温度は85℃と程よい設定。とても呼吸がしやすく、やや長めに入っていられるサウナです。
右下の桶には、ロウリュ用の「御船山の天然水」と「サウナ専用に焙煎・抽出した佐賀県嬉野産のほうじ茶」が用意されています。
ほうじ茶の香りまで楽しみながらサウナに入れるのはなかなかない体験です。
なお、サウナ室内では御船山に設置した集音マイクで拾った鳥の鳴き声を聞けるとのことでしたが、訪問時は特に何も聞こえませんでした。

水風呂
水風呂は16℃と最適な温度。武雄温泉の源泉を冷却しています。
水深は120cmと深めなのも嬉しい♪
ゆったりと4,5人は入れる大きさがあります。

外気浴
いくつかの外気浴用の休憩パターンが用意されています。
①普通の椅子に座る
②深くもたれかかれる椅子で深く座る
③寝っ転がれる大きな岩で横になる
④木の床に寝転がる
私は③の水風呂のそばにある大きな岩に仰向けになって寝そべるのが気に入りました。
上を見上げると広い空が一望出来て、とても開放的な気分になれました。
お風呂
内風呂と露天風呂
露天風呂の方が開放的で気持ちが良かったです。
どちらも温度は40℃くらいで、それほど熱くはありませんでした。
下記写真とは別に、外に寝そべって入れる薬湯があり、こちらは他よりやや温度が高めでとても気持ち良かったです。


その他サービス
公式HPには喫茶室は女風呂にしかないような記載になっていますが、実際は男湯の方にもあります!
しかも女風呂より広くて充実している喫茶室が、露天風呂正面の建物の2階にあります。
この喫茶室では以下のような素晴らしいサービスがあります。
①塩をかけて食べる自家製プリン
②佐賀産ドライみかん
③暖炉で焼く「かんころ餅」
④玉羊羹
⑤デトックスウォーター
⑥番茶
至れり尽くせりで、最高の「お・も・て・な・し」でした!
③のかんころ餅はサツマイモを薄く切って日干ししたもので、長崎県五島列島の名物だそう。長い串に自分で刺して、暖炉の火で炙って食べるのも、エンタメ性があって楽しかったです♪
温かい番茶、冷たいフルーツがたっぷり入ったデトックスウォーターも心地よいです。
サウナで味覚が研ぎ澄まされているので、素材の味をいつも以上に敏感に感じ、美味しく味わうことが出来ます。
女湯
サウナ
ドライサウナ
女湯のサウナは男湯とは全く異なり、真っ白で明るい世界観!
温度は90℃とのことですが、そこまで熱くは感じませんでした。
男湯同様、セルフロウリュ用の御船山の天然水がありますが、何よりも変わっているのが、キューゲル(アロマ氷)です。
サウナストーンの上に乗せ1~2分経つと、キューゲルが溶け出し、サウナ室がアロマの香りに包まれます。
キューゲルは、みかん、和ハッカ、ヒバなどがあります。
組み合わせても嫌な感じにならないように計算されているようです。

ミストサウナ
蒸気モクモクのミストサウナが女湯の方にだけあります。
温度はあまり高くないので、サウナが苦手な方には気軽に入れると思います。

水風呂
温度は17℃、水深は100cm。
男湯に比べると狭く、2名入るのがやっとという広さ。
雰囲気はギリシャのようなイメージです。

外気浴
男湯同様、さまざまなパターンで楽しめます。
男湯のような大きな岩はありませんが、代わりに石で出来た大きな楕円形のスペースがあります。
ここに座ってもいいし、横になってもいいです。
お風呂
内風呂、露天風呂ともに落ち着いた雰囲気です。温度は男湯と同様。
薬湯は内風呂にあります。


その他サービス
女湯の方の休憩室は男湯よりも広くはありません。
男湯の喫茶室同様のスイーツやドリンクのサービスがあります。

感想
男性の宿泊者の場合、男湯にはチェックイン後の15時~17時頃と夕食後の夜に入り、翌朝に入れ替えで女風呂の方を楽しむのが一般的。
今回、2月の訪問で、日中は15℃くらい、朝と夜は7℃くらいの気温だったこともあり、男湯に16時頃入ったタイミングが一番環境に恵まれたため、楽しむことが出来ました。
そのためか、個人的には女湯よりも男湯の方が、満足度は高かったです。
ぜひ、両方に入ってみて違いを確かめてみて欲しいです。
予約
なかなか予約の取れないことで有名な「御船山楽園ホテル らかんの湯」。
今回、約3か月前にたまたま空いていたので、公式HPから1泊予約しました!
やはり、かなり前から予約しないと取れない人気の宿ですので、早めの計画が必須。
まとめ
- サウナは、集中するための仕掛けが満載。五感を研ぎ澄ます環境が整っている。
- サウナ・水風呂・外気浴の3点セットが全て秀逸
- 喫茶室での無料のスイーツやドリンクなどサウナ以外でも楽しみ満載
- 繰り返し入ってもあまり負担がなく楽しめる極上サウナ施設

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武雄温泉 御船山楽園ホテルアクセス
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