2022年8月下旬、釧路駅から塘路駅へ向かう際、せっかくなので釧路湿原をのんびり眺めながら走るノロッコ号に乗車しました!
通常、窓から釧路湿原をゆっくり楽しむなら、指定席を確保する必要があり、乗車券の他に追加で指定席券840円が必要です。
ところが、私は自由席で十分、ノロッコ号からの景色を楽しむことに成功しました!
今回はそんな体験談をお話いたします。
乗車したノロッコ号と行程

私が乗車したのは、平日13:35釧路駅発→14:17塘路駅着のノロッコ号。
(行程)釧路→東釧路→釧路湿原→細岡→塘路
ノロッコ号自由席確保の攻略法
ノロッコ号は、1号車が自由席、2号車~4号車が指定席です。
そのうち、釧路湿原の様子を満喫できるのは進行方向左側の座席。
指定席の場合、人気の夏のシーズンは乗車日の1か月くらい前には埋まっていることが多く、直前で指定席を検索してみたところ、進行方向左側のの席はすべて予約で埋まっていました。
座席表
座席表はこちら→JR北海道釧路湿原ノロッコ号のページ
乗車開始時刻
自由席の進行方向左側の良席を確保するには、ノロッコ号の乗車開始と同時に乗り込む必要があります。

では、だいたい発車何分前に行けばよいのか?
今回13:35発の列車の場合、30分前の13:05分頃に折り返しのノロッコ号が到着。
乗客を降ろした後、すぐに乗車することができました。
自由席に乗ろうと待機していた他のお客さんは、3組ほど。
発車の30分前からホームで待機することで問題なくお目当ての席を確保出来ました。
※もちろん、土日祝や時間帯の違う便の場合や混雑する時期には必ずしも当てはまらないですが、1つの目安として参考にしていただければと思います。

注意事項
交通系ICカードは使えない
釧路駅からの列車はSuicaなどの交通系ICカードは使えません。
したがって、釧路駅の券売機かみどりの窓口で切符を購入する必要があります。

ノロッコ号の良さ
ノロッコ号は、同区間を運行する普通便に比べ、途中でスピードを減速しての運行。
景色の説明アナウンスがあったり、鹿などの動物を見かけた場合に、停止して教えてくれたりするサービスがあります。




指定席は上の写真のとおり、席も木製でテーブルもありオシャレな内装。
それに比べ自由席は一般的な内装です。


しかし、見える景色は一緒で、しかも先頭車両なので、車掌さんが動物を発見した場合の目撃位置が近いため、最も時差なく、目撃スポットを確認できるというメリットがあります。


予約をしようとした際に、指定席の進行方向左側の席が埋まっていた場合、無理に空いている進行方向右側の指定席を確保するよりは、より安い自由席を確保した方が楽しめると思います。(※混雑ピークの夏場の土日祝日は、予約した方がより。)
まとめ
- ノロッコ号は自由席でも十分楽しめ、むしろお得
- 平日午後の便であれば、発車時刻30分前の待機でよい席を確保した実績あり
- 見どころの少ない進行方向右側の指定席よりは、自由席の方がよい
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